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予防歯科 Preventive

もっと知りたい!
予防歯科
Preventive dentistry

「虫歯があるような気がするけれど歯医者が怖くて受診していない」という人も多くおられるのではないでしょうか。歯科に定期的に予防処置を行うことで、生涯使用できる自分の歯の本数が大きく違ってきます。高齢になった時に自分の歯でしっかり噛んで食事を楽しみ、活動的な生活を送る「健康寿命」も延長することが可能となります。虫歯になって歯科に行くのが怖いならなおさら、虫歯にならないように歯科に行くことをお勧めします。

歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院で「プロフェッショナルケア」を受け、歯科医や歯科衛生士の指導によって毎日自分で行う「セルフケア」を身に付けることにより、「予防歯科」を実践することができます。そのためにも、まずはご自分のお口の健康に関心を持ち、歯科医院で定期的な検診を受けることが非常に大切となってきます。

厚生省国民健康白書における統計では、予防先進国と言われるスウェーデンでは80歳以上の方のほとんどが20本以上自分の歯が残っています。一方、日本では80歳以上で歯が20本以上残っている人の割合は全体の40%程度です*。喜ばしいことに、この割合は年々増えていますが、スウェーデンと比べると半分ほどの数です。

「予防歯科」の基本は、乳児の頃、歯が生えはじめた時から歯の健康を考え重視していくことにあります。いつまでも健康な歯と歯ぐきを守っていくために、正しい知識を身につけ、一生を通じて歯や歯ぐきをトラブルから守り、積極的に管理する「予防歯科」が重要なのです。
*参考:厚生労働省 平成28年歯科疾患実態調査

予防歯科では
どんな診療をするか
知っておられますか

あなたは歯医者に行くことを避けたいと感じておられますか? 日本では歯や歯ぐきに異常を感じても、痛みが出るまでは歯医者に通わない人が大半ですが、欧米諸国では定期的なメンテナンスとして予防歯科へ通うことが一般的です。

頭髪やネイルのように、目に見えて変化があるわけではないのですが、劣化(悪い変化)があって当然であり、数ヵ月に一度は歯科に通って点検し、お口まわりを健康に保つための処置をするという感覚なのです。つまり、予防歯科とは、患者さんに定期的に来院していただき、むし歯や歯周病などのお口の中の病気が発症したり、悪化したりしないように検査、処置、生活指導を行うことです。

検査には、虫歯になるリスクを知るための唾液検査や歯周病検査、白血球検査、口腔CTなどがあります。処置には、プラーク除去やフッ素塗布、シーラントからホワイトニングまで含まれます。生活指導は顎関節症予防やお口のクセを改善するための様々な指導やマウスピース製作なども含まれます。このような予防歯科の診療を受けることにより、普段からお口の中の環境を整えて、歯の寿命を長持ちさせることができます。

予防歯科では1本でも多く自分の歯を残すことを目的にしています。歯があるうちは感じませんが、歯を1本失うごとに生活の質が下がっていきます。自分の歯で噛むことによって脳への刺激が活発になり、認知症のリスクが下がる、頭蓋骨への適度な圧力が加わり、骨粗鬆リスクが減るなど、食事面以外でも、自分の歯を多く残すことのメリットはとてもたくさんあります。

当院が予防歯科
重視する理由を
お話します
Reasons to emphasize

まずはじめに、ご自分の歯があることの大切さについて知ってもらいたいと思います。どれほど、重要なものを失ったり傷つけたりすると大変なのかについて知ってこそ、予防歯科の重要性をわかってもらえるからです。虫歯や歯周病になってご自分の歯を抜かなければならない、ということは、端的に言うと、身体の一部を切除するのと同じことなのです。おそらく、腕や脚を切断して、義手や義肢になっても平気でいられる人はいないでしょう。

歯も同様なのです。ダメになったら義歯を入れるからOKだというはずがありません。可能な限り、歯を残すように予防を尽くして、ご自身の歯を長く使っていただくことは、身体面だけでなく、患者さんの精神面でもとても大事なことだと思います。

また、脳の複雑な働きからもわかるように、人間に備わっている器官は相当に優秀なのです。人間の歯はその硬さ、柔らかさ、形状、機能、感覚などの様々な要素で非常に高性能にできています。人工の歯で再現することは絶対に不可能です。さらに、発話・発声の観点でも、味わいや噛みやすさなどの摂食の観点でも、インプラントや入れ歯、ブリッジなどの人工物では同じ使い勝手は絶対に経験できません。 基本的には健康な歯を再生させることは今の医療では不可能で、基本的にはむし歯になった歯を人工物で埋めたり、歯周病の進行を緩やかにしたりすることが限界で、元の状態に戻すことはできません。そのため、虫歯や歯周病を予防して歯の寿命を延ばすことは、非常に意味のあることなのです。

3ヵ月ごとに定期健診で
徹底的にチェックします

定期健診では、口内をチェックし、虫歯がないか、歯ぐきの状態が悪くないかを調べます。次に、歯周ポケットの検査をして、歯肉の炎症や出血、ポケットの深さを調べます。歯周病の方は出血やポケットが深くなっていることがわかります。

さらに、みがき残しが多い方は、歯並びや歯磨きのクセを把握した上でブラッシング指導をして、ご自身でも徹底的に汚れを落とせるよう歯間ブラシの併用などについてもご説明します。

定期健診
の流れ
Flow

  1. Flow
    お口のチェック

    虫歯や歯周病やかみ合わせのチェックをまずは行います。そして、お口の中の状態を記録するため・ご自身のお口の状態を把握して頂くため、定期検診毎に口腔内写真を必ず撮るようにしています。必要に応じて、レントゲンも撮影します。

  2. Flow
    歯周ポケット検査

    歯と歯ぐきの間の歯周ポケットと呼ばれる隙間を測る検査をします。歯周病が進行している方はポケットが深く、歯ぐきからの出血がみられます。また、磨き残しが多い箇所がないかどうかのチェックも行います。

  3. Flow
    フッ素塗布

    仕上げに虫歯予防と歯質の強化を目的とした再石灰化作用の効果がある「フッ素」を塗布します。歯磨き粉に入っているフッ素より歯科医院のみ取り扱い可能な高濃度のフッ素を使用しますので、効果が持続します。

  4. Flow
    ブラッシング指導

    2回目以降の診療

    歯並びの影響で上手にみがけていない箇所や歯ぐきが弱っている部分を中心に、患者様にあった正しい歯みがきの仕方を指導します。汚れのひどい方は、お口の中の汚れを赤く染め出す液を使用し、みがき残しを可視化した状態で歯みがき指導します。

  5. Flow
    歯のクリーニング
    (プロフェッショナルケア)

    歯石、着色、バイオフィルムといった歯ブラシではどうしても落とすことができない汚れを歯科専用の器具を使用して取り除きます。歯をツルツルに磨きあげることで汚れがつきにくくなり、虫歯や歯周病の予防にも効果的です。

Care 自宅で毎日行う
ホームケアも
アドバイスいたします

ご自宅で行う予防を目的としたセルフケアとして、歯科医や歯科衛生士の指導に沿った歯のお手入れを実践していきましょう。
日頃からしっかり歯を磨いていても、虫歯になってしまったという声を多く耳にします。自分では朝晩きちんとブラッシングしているつもりでも、磨き残しができてしまうものです。歯科医や歯科衛生士から指導を受け、ご自分の歯の生え方に合った最適な方法で歯のお手入れをすることが重要です。そのためには、「予防歯科」に焦点を合わせたセルフケアのアイテム選びをしましょう。

  1. Care
    歯ブラシ

    ヘッドは小さめのものを選んだほうが細かいところや、歯と歯の間まで丁寧に磨けます。しっかり汚れを落とせて、歯の隙間などを丁寧に磨けるヘッドのサイズを選びましょう。毛の硬さは、歯ぐきが弱い人は口内を傷つけにくいやわらかめを、歯垢(プラーク)を落とすには硬めがお勧めですが、歯や歯ぐきがすり減るリスクがあります。

  2. Care
    デンタルフロス

    歯間の歯垢を除去するのに効果的です。フロス(糸)を歯と歯の間に入れ、上下に動かして歯垢を除去した後、横にスライドしながら取り出して使用します。ロールタイプと糸ようじタイプがあります。

  3. Care
    歯間ブラシ

    比較的歯間の広がった中高齢者に適した清掃用具です。最近では歯間ブラシ専用のジェルなどを使うとするりと歯間に入ります。最近はフッ素入りジェルなどもあり、清掃効果とともに薬効も期待できます。

  4. Care
    歯みがき剤

    フッ素入りの歯磨剤については、さまざまな研究データがありますが、初期虫歯について60%以上の抑制効果があると言われています。ただ、その効果は正しいブラッシングをしていないと得られません。

  5. Care
    デンタルリンス

    歯垢・口臭といった口内トラブルの原因となる食べカスや汚れ、ネバネバを洗い流します。ブラッシングでは必ずみがき残しがあるので、日常の歯みがき後の仕上げとして使うとよいでしょう。

医療法人翠章会クリニック情報 Clinic Information

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    休診日/年中無休

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